2014年11月26日水曜日

箱罠研修会に参加してきました。

どうもご無沙汰しております、初投稿になります罠猟師の藤原でーす。 最近更新が怠っっていましたこのブログでしたが、他のメンバーは狩猟期に入ってご多忙のご様子なので初投稿させて頂きますね。 さて、我々の設置した箱罠なのですが早々に猪も入るはずもなく、少し学んでこようと言う事で宮城県丸森町役場にて行われた、野生鳥獣被害防止研修会に神保氏とお勉強してきました。


研修会の講師は、農林水産省野生鳥獣被害対策アドバイザー須永重夫先生です。


農業新聞での須永先生のご紹介です。 講義は二時間ほど座学にて、イノシシの生態と有効な罠の設置方法や餌の仕掛け方等のレクチャーを受け、その後実際丸森町の山中へ設置してある箱罠を見ながらの講義です。


実際の箱罠を前に熱く指導をする須永先生です。 駄目だしサれていた点は 不必要とされている呼び餌・(我々の箱罠も米ぬかを呼び餌にやっている・・・) 猪が警戒心を抱く周囲から丸見えの設置場所(これも我々の箱罠も360度オーシャンビュー) 木の下など風邪が吹いて雨のしずくや風によるガサガサ音のするところは猪は警戒して入らない(我々も迷彩と餌が雨で濡れないようにと箱罠の上に木の枝葉を置いている) 結構駄目だしされていましたが、まるで自分たちの箱罠に言われているようで胃が痛くなる思いでしたね。 実際に猪が入っている箱罠などもあり、左右が竹林に囲まれた一本しかない獣道への設置箇所だったね。


帰りの車内で、神保氏と自分たちの設置した箱罠の改善点を洗い出して設置場所からまず見直さなくてはいけないとはなして家路につきました。

2014年11月6日木曜日

箱罠製作!その3(ハンターズミーティングvol.4報告)

神保です。遅くなりましたが11月1日の報告です。箱罠製作最終章でございます。







この日は「猟期に入っちまう!どうしよう(;´Д`)」ということでチョット強引でしたが箱罠製作を緊急ハンターズミーティング vol.4にしてしまいました。告知も遅く、いつものメンバーしか集まらない予感... しか〜し!雨降りの中いつものメンバー+白石の佐藤氏、ミスターS氏が来てくれました!ちなみに藤原氏は珍しく超二日酔いw さぁー錆止め塗装始めっぞー!



皆で錆止め塗装をヌリヌリ。








ヌリヌリ。



雨で濡れた部分をエアーで飛ばして乾燥させてからの塗装だったので午前中いっぱいかかり、塗装後の乾燥を待つ間に近くのでラーメン屋「向日葵亭」へ。ちなみに松山氏と俺が注文したのはジャージャンメン。めちゃめちゃ辛いけど旨い!そして俺は次の日トイレでケツが辛い!

食べ終わって工場へ戻ると塗装もほとんど乾き、触っても大丈夫な状態。「よーし設置いこー!」と、軽トラの荷台に積んで、約束していた設置場所へ向かった。積み込み、移動は4人いれば楽勝!そしてイノシシ出没エリアに設置!



いやぁ〜、やっとここまできた〜。長かった。さてさて、里山鳥獣会の大型ウェポン1号機はちゃんと動いてくれるかな。罠の仕組みは、箱罠内にあるトリガーを細い木の枝でロックしてある。そこに餌を食べに来たイノシシが奥まで入り、足が枝にぶつかればロックが解除され扉が閉まるというワケです。ということで、木材をイノシシの足に見立てて枝のロックを外し、きちんと扉が閉まるか動作テストをしてみました。箱罠の入口から枝のロックへめがけて木材を放り込むだけという簡単すぎる作業をしてくれたのは松山氏。では、動画を御覧ください。



はい、色々バッチリでしたwww



さて、しっかり扉が閉まることも確認できましたが、今は猟期前なので罠を仕掛けることはできません。なので、扉が閉まらないように棒でロックして解放状態にしておきます。イノシシは鼻が犬の何倍も良く、警戒心が強いため、いきなり仕掛けた罠には近づきません。しかし、警戒心のないウリ坊はスグに入ってしまうので警戒している大人のイノシシが入る前に扉が閉まってしまいます。なので猟期までの期間を利用して大人のイノシシの警戒心がなくなるまで餌付けをします。藤原氏がまいてくれてるのは米ぬか。餌も工夫が必要と教えられたので今後色々試していきたいと思います。


そして仕事の後は温泉!蔵王町の鎌倉温泉で今日1日の疲れをとって「猟期初日はどーすっかー!」と、オロナミンCを飲みながらミーティング。猟期まであと9日、超楽しみだぞー!今日は皆さん雨の中お疲れ様でした!

[Link]
蔵王町ラーメン「向日葵亭」
蔵王町「鎌倉温泉」


2014年11月5日水曜日

福島の銃砲店巡り!

 松山です!昨日は藤原氏と狩猟装弾を買いに十二村銃砲店に行きましたが…残念ながらお店は休み、それではと急に思い立ち、恒例の銃砲店巡りに行く事になりました。
4号線を南下し、福島の銃砲店を回る事にします。梁川の毛利銃砲店は前回行きましたので、福島市の橋本銃砲店からです。


 シャッターが半開きで心配しましたが営業しております。品揃えはあまり・・・です。店の主人もお疲れのところ、冷やかしで申し訳ありませんでした。腸抜き付きナイフを見せてもらい、藤原氏が銃床に取り付ける弾差しを購入。次へ向かいます。



 午後に出発したので日は傾いておりますが、郡山まで来ました。前々から噂しておりました大竹銃砲店です!ついに来る事が出来て感動です。複数の方からこちらの評判は聞いておりました。東北でも名高い銃工がおられる店です。


 左側に社長殿がおられます。在庫は豊富です。


 上からウィンチェスターM94ライフル、口径は30-30かな?次はマーリンM336、410番改。実はこれと同じ銃を以前所有しておりました。あまりに当たらなくて廃銃にしましたが、懐かしい!その下はシャープスカービンのレプリカでしょうか?これも410番だそうです。その下は…何やら曰くありげな上下二連のトラップ銃ですね!その他もライフル、空気銃、色々ありました。



ピンボケですが作業場です。藤原氏のミロク上下二連の先台にヒビが入っていたのですが、それを修理して貰っているところです。銃工の方の穏やかな、かつ丁寧な作業です。私を丁稚奉公で使って欲しいのですが!



 これまたピンボケ、ペラッチMX-8の銃床を新規で製作しております。藤原氏も今回、ミロクの銃床が長いので切り詰めて欲しいと言っておりましたが、見てもらった所、そんな必要は無かったようです。



 今回、無理を言って譲って戴いた品々です!作業場に山となっていたスラッグ弾頭を一部分けて戴きました!それと旧い火薬の缶、中身は散弾がいっぱい!さらに貴重な紙薬莢、毛コロス(火薬と散弾の仕切り兼クッション)、その他、手詰め用品を格安で譲って戴きました!どれも40~50年前の代物です。嬉しい~!!(*゚▽゚*)
社長、奥さんも非常に気さくな方で、初めての来店にも関わらず楽しい時間を過ごす事が出来ました。結局お茶を飲みながら2時間も長居させて戴きまして…この場を借りてお礼を申し上げます。

郡山までは長い道のりでしたが、大満足な一日でした!